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2012年7月8日

かき氷

七夕も過ぎた東京はすっかり夏の色が濃くなってきました。
夏の甘味と言ったらやっぱりかき氷!

いろんな味のかき氷があるけれど、「和菓子」繋がりからいうとやっぱり宇治金時だよね。
宇治=抹茶で、金時=小豆。
・・・あれ?なんで金時が小豆なんだっけ?金時ってサツマイモの品種だったような。
Googleさんに聞いてみると、「金時豆」というのが出てきた。ははぁ、小豆色の大きい甘納豆が良くあるけど、あれのことらしい。金時豆でも餡子を作ることがあるのね。でも普通、餡子と言ったら小豆だと思うし、写真の宇治金時もどうみても小豆餡でしたが。

小豆餡を金時と呼ぶのは金時豆から来たとして、では金時豆は何で「金時」なのか。「赤い」からですね、たぶん。金時=坂田金時=金太郎は「赤い」ことになっているので、赤いものには金時という名前を付ける。サツマイモが有名だけど、人参も生姜もある。ま、金太郎の赤に較べると豆や野菜の赤は紫寄りの赤だけどさ。

甘味屋さんで食べるかき氷はほぼ宇治金時だけど、海の家で食べる場合はイチゴ味が好き。理由はたぶん、海の家の宇治金時を信用してないからだな。写真は叶匠寿庵のイートインのもの。抹茶味が濃くてお気に入り。左側の白っぽいのは練乳で、右下の白い丸いのは白玉。右奥に甘い餡子が乗っていますが、かき氷の中にも小豆が散らばっています。とても美味しいんだけど結構量が多いので、冷たいのが苦手な人は絶対頭が痛くなると思う。でも美味しいので、暑い夏にはぜひ。

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