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2011年10月30日

月餅

月餅は和菓子じゃありません!という抗議の声が聞こえてきそうだけど。

私にとって月餅は長い間、桃山と並ぶ「中村屋の和菓子」でした。中華街で月餅を売っていると知ったのはたしか中学生位だったと思うし、本場の中華圏では月餅は年中食べるお菓子じゃないということを知ったのは、二十歳を過ぎてからだった。

月餅はその名の通り月のお菓子で、日本の最中同様、中秋の名月に食べるものです。日本の最中と違って、中華圏の月餅は、今でも中秋の名月の時期にしか食べない(日本人向けのお土産としては年中売っているけど)。シーズンのちょっと前に香港に行ったことあるけど、どこでも月餅を売っていて、ちょっとびっくりした。

中村屋の月餅は、小豆餡と木の実餡の2種類。小豆餡も胡麻風味で中華風アンコではあるけど、中華街で売ってるやつに較べると中華香辛料はぐっと薄く、サイズも小ぶりで食べやすい。私のお気に入りはいろんなナッツ入りの木の実餡。半分に割って写真を撮ってみた。びっしりだ。原材料名によると、「りんご、カシューナッツ、落花生、冬瓜、グリーンレーズン、くるみ、白ごま、パイナップル、オレンジピール、いちじく、クコの実・・・」。多すぎ。でも美味しい。

私には何故か、月餅は冬のお菓子、という印象があります。考えてみると胡麻餡→中華まん→冬、という連想かもしれない。なんだか炬燵のみかんと中村屋の月餅は似合う気がするのだった。

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