以前チョココロネの回に、「えー、メロンパンじゃなくてチョココロネなの?」と書いてしまったのですが、そう思っていたのはやっぱり私だけではなかったようで、2015年版では菓子パン類にメロンパンが採用されました!
さて食品成分表のメロンパンの定義は・・・ない!!
食品成分は書いてあるけど、メロンパンとは何かという定義の記載が全くありません。ま、今は何がメロンパンなのか検索すればわかるからいいともいうけど、元祖メロンパン(関西メロンパン)がちょっとかわいそうな気がする。元祖なのに。
由緒正しい関西メロンパンについては前に書いたし、食品成分表のメロンパンが関西メロンパンを指しているとは考えにくいので、ここでは「普通のメロンパン」について書く。
「普通の」といいつつ2種類買ってきたけど、左側がいわゆる「普通のメロンパン」。右側はしっとりタイプで、多くの場合「メロンクリームパン」でもある。食品成分表に収載されたのは、左側のタイプだと思う。たぶん。パン生地の上にさくさくのビスケット生地がのっかっている。
メロンパンの歴史については、wikiに納得の説明が書いてあるけど、本当はこのパンは「サンライズ」という名前で、ビスケット部分に旭日旗みたいな放射状の線と丸?の意匠がついていたのに、いつの間にか格子状(の方が確かに簡単で美味しそう)になり、これは網目だからマスクメロンってことね→メロンパン、になったのだった。メロンとは縁もゆかりもないパンだったのだ。
でも、あんぱんには餡子が、ジャムパンにはジャムが入っているのに、メロンパンにメロンが入っていないのは詐称で心苦しいと思う人たちがいて(たぶん)、メロンの要素入りメロンパンというものもある。これが「しっとりメロンパン」。
最初はビスケット生地を柔らかめにして、メロン香料を混ぜた気持ち程度のものだったと思うんだけど、今ではちゃんとメロンが原材料に含まれるものが多い。原材料って言っても、粉レベルだけどさ。右はローソンで買った「国産アンデスメロン」を使ったメロンクリーム入りのもの。袋を開けるとふんわりメロンの匂い(たぶんメロン香料の匂い)がする。
ちなみに写真左の普通のメロンパンはヤマザキの「大きなメロンパン」。こちらは開けるとふんわりバターの匂い。アルファベットでMELONPANと書いてあるけど、これは読み仮名として振ったつもりなのかな。食品成分表は困ってか英名を付けていません(笑)
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