食品成分表の定義は、「パイ生地やビスケット生地の上に、ホイップクリームやカスタードクリーム、果実やナッツを載せた菓子である。パイのように表面を覆わないのが特徴である。」
それは違うと思う・・・。
wikiには、「そう呼ばれているが、正確にはタルト生地(パートシュクレ:Pâte sucrée)というものが存在し、これを使ったものを指す。」と補足してある。私もwikiの見解に全面的に賛成です。表面を覆ってなくても、パイ生地ならパイだろ!レモンパイはパイじゃないのか!
とはいえ、言葉は世につれ変わるもの。確かにパイ生地の「タルト」も散見します。
食品成分表には、「収載食品はいちごタルトである」と書いてあったので、慌てて探しました。春先なら置いている店が多いんだがな。写真はフルーツピークスのミックスベリータルト(手前)と夏のフルーツピークス(奥)。
だいたい日本でタルトっていうと、こんな感じの焼かないタイプ(土台となるタルト生地の部分だけ焼く)が主流だけど、検索結果で見る限り、海外では焼くタイプが主流みたいね。wikiの写真を見ても、焼かないタイプは日本語サイト由来のようだ。
「家庭でできる和洋菓子」にはチーズケーキもないがタルトも収載されていない。1960年代には見かけなかった気がする。80年代には普通にあった。いつごろどういう理由で一般化するものなのかね。謎。
0 件のコメント:
コメントを投稿