最中って、今となってはあの皮(正確には皮種と呼ぶらしい)を指す言葉になりつつある気がする。ウエファースみたいなカサカサした皮。食品成分表上の比率は、皮1に対して餡9。まあ軽いからねぇ。あんな皮で餡子を包むことを考えたのは誰だったのか。明治期以降に現在の形になったとwikiは書いているが、だとしたら「私が元祖です」という店が2-3軒あってもいい気がするんだけど。
そうそう、もしかしてこれ最中の元祖?と思ったお菓子にポルトガルでめぐりあったのだった。
写真が手元にない(アルバムにはあるのに・・)んだけど、こんなの。 どうみても最中だった。
「中に黄身餡」と書いてあるけど、黄身餡っていうか鶏卵素麺の味でした。激甘。
アレが日本に伝わって、最中と鶏卵素麺になったのではないか。きっとそうだと思うよ。
追記(2014/11/10):
食品成分表の定義は、「『もなか』は、搗(つ)いた餅(もち)を、合わせ型で薄く焼いた最中(もなか)皮に、もなかあんを詰めたものである」。で、もなかあんとは何かというのも定義されていて「(4) もなかあん(最中餡):小豆生あん100、砂糖(上白糖)100、水あめ7。」 普通のよりお砂糖率が高いやつを「もなかあん」と言うらしい。「生あん」て表現じゃ粒餡かこし餡かはわからない。でも「潰し餡」は別になっているから漉し餡なのかな?最中って粒餡の方が多い気がするんだけど。写真は近所の和菓子屋の最中に変更しました。これも粒餡。
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