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2011年6月5日

寒天

先週、心太(ところてん)の話を書いたんだけど、英語版も書かなきゃとWikiを眺めていてびっくり。寒天って英語でagarって言うんだ・・・アガーって寒天からできるのか、心太みたいに中間生成物なのかな、と暫く調べてみたら、やっぱりアガーと寒天は別物だった。同じように海草から作られるんだけど海草の種類が違う。出来上がりもアガーと寒天じゃ全然違うんだけど、そんなこと気にするのは日本人だけらしく(笑)、海外では一緒くたにされているらしい。

棒寒天
さて寒天。今は粉になった状態で売られているのが主流だけど、昔は左写真のような「棒寒天」の状態が普通だったのだよ。これを千切って煮溶かして冷やし固める。
心太を、寒いところで天日干し(=寒天)して放って置くとこんなふうに凍って寒天になるのだそうだ。AJ実家にあった心太突きはまさにこのサイズで、だから昔は切ってない心太を売っていたということ?覚えないんだけど。久々に買った棒寒天のパッケージには、心太を干している光景が写っていました。
寒天ゼリー(みすず飴)と棒寒天
上の棒寒天を千切って煮溶かしてフルーツとか入れたものもゼリーと呼んでいたけど、私が子供の頃のゼリーとは、むしろキャンディ包みされた右写真のようなお菓子のことだったと思う。最近、この手の寒天はあまり見かけなくなった。こんにゃくゼリーに負けたかな・・・でも長野銘菓の「みすず飴」ならデパートにあるぞ、というわけで、棒寒天と一緒に記念写真。みすず飴は果物味が強く、ジャムを食べているみたいでおいしいです。東京でもあちこちで売ってますのでお試しください。

せっかく棒寒天を買って来たので、豆かんを作ろう!と思ったのだが、えんどう豆が大量にしか買えない。うーん何度も煮るのは面倒だが、豆って足が速いし、そもそも寒天2本分しか要らないんだけど。たまたま出掛けた無印良品で「寒天と黒豆」デザートを見つけた。そうか黒豆なら煮てあるのをちょっとだけパックで買えるし、煮汁で我慢すれば黒蜜も作らなくて済む。頭イイ!というわけでふじっこの黒豆を買って、なんちゃって豆かんを作って食べた。らくちんだ!

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