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2016年8月12日

(食品番号:15096) パフパイ/リーフパイ(リーブス)

「『パフパイ』は、小麦粉を主体とした層と油脂の層を交互に折りたたんで成形し、砂糖等をふりかけて軽く焼き上げたものである」という説明を読んで、AJの頭に浮かんだのは、不二家ホームパイでした。でもパイ菓子っていうと普通、源氏パイを思い浮かべるよなー。浜松土産のうなぎパイも手元にあったので一緒に写真を撮ったのは8月初めのこと。
本文を書こうとするも、パソコン不調で書けない日が続き、やっと動いたその日に、食品成分表の最新版(7版)では、「パフパイ」が「リーフパイ」に変更されていることに気が付いた!

なんだリーフパイのことだったのか!慌ててリーフパイを買いに行き、再度写真を撮る羽目に。
手前がウエストのリーフパイ、時計回りに三立の源氏パイ、不二家のホームパイ、春華堂のうなぎパイ。
どれもパイ生地で出来ているけど、リーフパイ以外は層が表に見えている。つまりパイ生地の層を、縦にして輪切り(源氏パイはハート形にたたんで輪切り)にして焼いている。
リーフパイは、写真じゃわかんないけどパイ層は上下にある。パイ生地をそのまま型抜きしてこれでもかと砂糖をまぶしたもの。

食品成分表の「折りたたんで成型」はどちらも合致するので、どれも「パフパイ」とは呼べると思う。
「リーフパイ」になると葉っぱの形をしている必要があるので、そんなに範囲を狭めなくても、という気もするけど、「パフパイ」じゃわかりにくいもんな。日本語で検索すると食品成分表ばっかりが出てくるし、英語で検索すると普通のパイ(ビスケットじゃなくて)ばかりがずらりと並ぶ。変更して正解なんだろうと思う。

「リーフパイ」は「家庭でできる和洋菓子」にも「リーブス」として収載されている。ただし食品成分表と異なり、「ビスケット類」ではなく「パイ」に分類されている。パイ生地を使って作るから、話の流れとしては当然だけどね。
へえ!と思ったのは、菊型で抜いていること。リーフ型ってなかったのかね。菊型で抜いて細長く伸ばして、葉脈をナイフで付けて葉っぱの形にする。なるほど。ウエストリーフパイよりもだいぶ丸っこいけど、でも十分葉っぱに見える。これは良いアイディアかも。

ウエストのリーフパイはMy鉄板手土産。
軽くてかさばらず、お値段が手ごろな割に、包装が高級感あるのもお気に入り。昨今は紙箱になっちゃったけど、ツルツルの包み紙は健在です。 割れやすいのがちょっと難だけど、割れてもおいしさは変わんないしね。超定番品で東京ならどこのデパートにもあるけど、もし食べたことないという方は是非お試しを。

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