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2015年4月12日

醤油せんべい、甘辛せんべい(食品番号:15060,15058)

小麦粉煎餅じゃない煎餅は「米菓」としてハ行の順番になっている食品成分表。
煎餅については前にも書いた。「煎餅」というタイトルを付けたけど、食品成分表の表記に従うと「塩せんべい」になりますな。

(2017/05/07追記:2015年版で「塩せんべい」から「醤油せんべい」に名称変更されました。ま、醤油じゃなくて本当に塩味の煎餅もあるからね。醤油煎餅にしといた方が親切だと思う。次の段落から名称を書き直しました。)

醤油せんべいの定義は「水に浸漬したうるち米を製粉し、蒸しながら練った餅状の生地板状に延ばして型抜きして乾燥し、焼いてしょうゆを主体とする調味液を塗り、さらに焼き上げたものである」。
甘辛せんべいの定義は「水に浸漬したうるち米を製粉し、蒸しながら練った餅状の生地を板状に延ばして型抜きして乾燥し、焼いて砂糖を含む調味液を塗布したり、ざらめ糖をまぶしたものである」。
つまり、焼くまでの工程は一緒で仕上げが異なるわけだ。

写真手前の右が「醤油せんべい」。ザラメ糖をまぶした左と、砂糖(と抹茶)を含む調味液を塗布した左奥が「甘辛せんべい」ですね。

AJの定義では、左手前は「ザラメ」、左奥は「抹茶」(抹茶が入ってない砂糖液の場合は「白」)と呼んでいて、「甘辛せんべい」という言い方はしない。でも意味はわかる。ちなみに右奥は「海苔」。煎餅に海苔を巻いたものは「磯辺」とは私は言わない。焼き餅ならいうけど。

写真は、近所の深川みなとやさんのお煎餅です。前にも書いたけど、昔は丸いガラス瓶に入ったお煎餅を売る店がどこの商店街にもあったんだよ。すっかりなくなったなー(泣)。深川は観光地(一応)だから続いているのだろう。ガラス瓶には入ってないけど、今後も頑張ってほしいです。

ガラス瓶で売っていた頃は、写真の4種が煎餅仲間の代表選手だった気がするが、現在のスーパーでは、「甘辛せんべい」はどっちのタイプもあまり見かけないね。代わりに胡麻入り(黒胡麻)が多い。甘いものは他にいくらでもあるから、 お煎餅は甘くなくてイイということなのかな・・・

(補足:2015/4/26)スーパーでは見掛けないと書いた数日後に、ヨーカドーのセブンプレミアム棚に「ざらめせん」があるのを見つけた・・・

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