塩せんべい、甘辛せんべいは思った通りだった。あられは微妙に定義が違ったけど、思い浮かべたものも正解ではあった。問題は、今回の「揚げ煎餅」なのだ。
揚げ煎餅と言われて私の頭に浮かぶのは、前にも取り上げた歌舞伎揚げなんだけどさ。
食品成分表の定義は「水に浸漬したうるち米を製粉し、蒸しながら練った餅状の生地を板状に延ばして型抜きして乾燥し、油で揚げ、食塩をまぶしたものである」。・・・塩味だ。歌舞伎揚げは塩味っていうか醤油砂糖味だもんね。歌舞伎揚げは食品成分表的には揚げ煎餅ではないらしい。
揚げていて塩味ていうと、榮太郎のピーセンみたいな揚げおかきをイメージするけど、食品成分表の定義の前半は塩せんべいと同じ。つまり、もち米から作るおかきではなく、うるち米から作るお煎餅を揚げたものである・・・
サラダ煎餅のことだろ!と思う人もあるかもだけど、サラダ煎餅って揚げてはいないんだよ。サラダにドレッシングをつけるみたいに、煎餅に油と塩をまぶしてあるのだ。だからこれも定義からハズレる。
普通のお煎餅を揚げたやつ?見たことない気がする・・・と思っていたのだが、たまたま通りかかった駄菓子の殿堂太子堂で、ほぼ定義通りのを見つけた!
海苔とか海老とかが入っているのがちょっと惜しいけど、うるち米で出来ているお煎餅を揚げたもの!「田舎せんべい」と書いてあった。AJは食べるの初めてです。見たのも初めてのような気がする。
味は・・・見た目通りの味でした。ちょっと塩味が強すぎだったが、そこが田舎せんべいらしいところなのでしょう。おやつっていうより、ビールのつまみ。
同じビールのつまみでも、これよりは、揚げおかきの方がずっと一般的だと思うけどなー。なんでこっちが採用なのかな、食品成分表さんよ。
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