芋かりんとうって芋ケンピのことよね。コンビニでもスーパーでも100円菓子の常連で良く売っているよね。AJも好きで時々買うよ。
さつま芋をフレンチフライみたいな形に切って、油で揚げて砂糖をからめたお菓子。
今はどこでも見るけど、子供の頃にはなかった気がするな。ま、昔は地方によっても、お店によっても、品揃えは今みたいに画一化されていなかったから、私の周りに売っていなかった、というだけのことかもしれないけど。
芋かりんとうは油菓子なので、和菓子にしてはカロリーが高い。ちょっと意外なのは、本家のかりんとうよりも割高。なんでかな。なんとなく、かりんとうよりも健康的なイメージがあったが、こいつはスナックだと思うべきなんだな。気をつけようっと。
追記(2014/11/03):
成分表の定義は「『芋かりんとう』は、さつまいもを短冊状に切って、油揚げした後、蜜(みつ)掛けしたものである。」 はい。迷う余地ありませんな。
さて、「芋かりんとう」に疑問の余地はなかったのだが、「芋ケンピ」の「ケンピ」って何?
今まで考えたことなかった。google先生に聞いてみると、「ケンピ」という土佐名産のお菓子があって、芋かりんとうがそれに似ているから「芋ケンピ」という名前になったのだそうだ。
どれどれ、と高知ショップに行ってみる。あったー。土佐銘菓らしく、坂本竜馬のパッケージになってる。
見た目フィンガービスケット風。芋ケンピと一緒にクマに持たせてみましたが・・・あまり似てません。
食べてみると・・・か、堅い!堅いから「堅干」でケンピというのだそうだ。恐ろしく堅いです。優しい甘さで卵ボーロみたいな味。素朴な美味しさ。しかし堅い。
当時は堅い=水分が少ない=日持ちするお菓子、として重宝したと思うが、今となってはこんなに堅くなくてもいいんじゃないかと思ってしまうな。
元禄初めの頃、白髪素麺の製法からヒントを得て作った、と西川屋さんのパッケージには書いてあるのだが、素麺にも似てないと思う。
とにかく、芋かりんとうには似てないよ。なんで芋かりんとうに「芋ケンピ」って付けたんだろ。そしてなんで芋ケンピがオリジナル・ケンピより全国に広まっちゃったんだろ。責任者出てこーい。
2014年9月21日
♪ 今は~、もう秋~
今年は残暑服の出番がなかったね。しばらくは念のために夏服を取ってあったんだけど、今日は天気も良いし残った半袖をお洗濯。気持ちよくお出掛けしてみたら・・・あ、暑い!!
クリーニング行きの袋に入れたカットソーを引っ張り出す羽目に。まだ出してなくてよかった。
クーラーは先週のお休みにしまった。扇風機は火曜日の祝日にしまう予定。
こう一気に涼しくなると何着ていいか困るよね。秋服が売れるのは無理もない。私は薄着にユニクロのダウンベストを羽織ってこのブログを書いています。
長期予報によると今年は秋が長いようですね。紅葉の予測は難しそうだな。北海道とかもう終わる所も出てきそうだし。
私はだんだん調子を取り戻しつつあります。今日は10月始まりのカレンダーを買った。もうお節の予約とかも始まるんだよねー。はや。やんなきゃいけないことが結構たまっているんだよな。月掃除も8月から止まってるし。今週の和菓子も書かなきゃだし。あああああ。調子よくなってきたんだからあれもこれもやんなくちゃなぁ。あああああ。
クリーニング行きの袋に入れたカットソーを引っ張り出す羽目に。まだ出してなくてよかった。
クーラーは先週のお休みにしまった。扇風機は火曜日の祝日にしまう予定。
こう一気に涼しくなると何着ていいか困るよね。秋服が売れるのは無理もない。私は薄着にユニクロのダウンベストを羽織ってこのブログを書いています。
長期予報によると今年は秋が長いようですね。紅葉の予測は難しそうだな。北海道とかもう終わる所も出てきそうだし。
私はだんだん調子を取り戻しつつあります。今日は10月始まりのカレンダーを買った。もうお節の予約とかも始まるんだよねー。はや。やんなきゃいけないことが結構たまっているんだよな。月掃除も8月から止まってるし。今週の和菓子も書かなきゃだし。あああああ。調子よくなってきたんだからあれもこれもやんなくちゃなぁ。あああああ。
痛み
「痛み」と言う言葉はたぶん、「痛い」と言う形容詞が名詞化したもので、「痛い」は、痛い時に思わずあげる「あいたっ!」「あいたたた・・・」から来ているんだと思うのよね。
ちなみに「あいたっ!」を中国語では、「疼疼疼」或いは「痛痛痛」というらしい。音的には「テテテ・・」(と私には聞こえる) 。日本語に似てるよね。
英語で「あいたっ!」は"Ouch!"。
これって音的に痛みを表す"ache"に似てるよね。acheはあいたっ!って感じで、painだと客観的に痛みと言う意味なのかな、と、思いきや。
acheは慢性的な痛みにだけ使う言葉なんだって!知らなかった。 前に腹痛は胃じゃなくてもstomach_acheで良いと書いたけど、慢性的に痛いのではなく、急に痛い/間欠的に痛い場合は"abdominal pain"の方を使わなくちゃいけないんじゃないか。ぶつぶつ。
中国語で「痛み」を「疼」と言うのは前に調べたので、中国では「疼」も「痛」も同じなんだから、「ただの痛み」と「疼痛」は区別しないんだろうな、と思ったのだが。
「疼痛」をwiki(日本語)で引いてみてびっくり。疼痛って医療用語的には単に「痛み」という意味だった・・・!!
国語辞書には「ずきずき痛むこと」って書いてあるのにー!
ズキズキじゃなくても、チクチク痛いもピリピリ痛いもみんな「疼痛」だったのかー。こんな初歩的なことを知らなかったなんてー(泣)
ちなみに「あいたっ!」を中国語では、「疼疼疼」或いは「痛痛痛」というらしい。音的には「テテテ・・」(と私には聞こえる) 。日本語に似てるよね。
英語で「あいたっ!」は"Ouch!"。
これって音的に痛みを表す"ache"に似てるよね。acheはあいたっ!って感じで、painだと客観的に痛みと言う意味なのかな、と、思いきや。
acheは慢性的な痛みにだけ使う言葉なんだって!知らなかった。 前に腹痛は胃じゃなくてもstomach_acheで良いと書いたけど、慢性的に痛いのではなく、急に痛い/間欠的に痛い場合は"abdominal pain"の方を使わなくちゃいけないんじゃないか。ぶつぶつ。
中国語で「痛み」を「疼」と言うのは前に調べたので、中国では「疼」も「痛」も同じなんだから、「ただの痛み」と「疼痛」は区別しないんだろうな、と思ったのだが。
「疼痛」をwiki(日本語)で引いてみてびっくり。疼痛って医療用語的には単に「痛み」という意味だった・・・!!
国語辞書には「ずきずき痛むこと」って書いてあるのにー!
ズキズキじゃなくても、チクチク痛いもピリピリ痛いもみんな「疼痛」だったのかー。こんな初歩的なことを知らなかったなんてー(泣)
2014年9月14日
胃薬(3)
PPIって言って、ああ胃薬ねと思う人は医療関係者だけなんだろうなぁ。残念ながら処方箋がないと買えないお薬でございます。
PPIはプロトン・ポンプ・インヒビターの略。
プロトン=陽子だよね、陽子のポンプって何だ?頼みのwikiにはさらりと「胃液の分泌にも働いている」と書いてあるけど、「陽子のポンプを阻害する」と「胃液」がうまく結びつかない。
proton、と英語で入力したら、Google先生が「水素」と大きい字で解説してきた。水素ってhydrogenだろ?と思ったところであっそうか!と気が付いた。水素は原子が一つしかないから、水素イオン=陽子と同じなんだ。そして胃酸は塩酸だから、水素イオンと塩素イオンをくっつけることによって作られていて、水素イオンを供給する「ポンプを阻害する」ことで、胃酸が作られるのを邪魔できるんだ。
良く読むとちゃんとwikiにも水素イオン(プロトン)と書いてある。読み飛ばしていたのだった。
先述のH2ブロッカーは、胃酸を作れ命令の伝達を邪魔するものだったけど、PPIは胃酸の工場そのものを邪魔する。だからより確実に効く、と考えてよいのだと思う。
AJ自身はH2ブロッカーではさっぱり効かない胃痛がPPIでは治った経験があり、爾来PPIには全幅の信頼を寄せているのでした。
注:胃酸を止めても、なんで胃酸が出過ぎになるのかが解決されないと真の解決にはならないので、どの胃薬も長く飲むものではありません。緊急避難的に飲むもの。念のため。
PPIもお薬の名前はわかりやすくて、オメプラゾール、ランソプラゾール、ラベプラゾール、エソメプラゾール、とみんな「プラゾール」が付く。ランソプラゾール以外は用量も似ていて、実に覚えやすい。どの薬もみんなこうだといいのに。(笑)
中国語は・・・「陽子」は「質子」というらしい。「ポンプ」は日本の漢字がないけど、石の下に水って書く文字。それに「抑制剤」。英語をそのまま訳したもの。日本語もカタカナのままだけど。これ漢字で意味が分かってる人なら、PPIって書けば通じるんだろうな。そんな気がする。
**** その他の胃薬
その他の「胃薬」として主要なものには、「防御因子増強薬」に分類される類がある。これは胃酸を抑えるのではなく、胃酸に対抗する仕掛けの方を強くすることで、胃酸がたくさん出ても大丈夫なようにしよう、というコンセプトのお薬。
AJの印象では、H2ブロッカーに次ぐメジャーな処方だと思うんだけどね、なんとあの薬もこの薬も欧米では売ってないようだ・・・(びっくり)。東洋人にしか効かないんだろうか。謎。
PPIはプロトン・ポンプ・インヒビターの略。
プロトン=陽子だよね、陽子のポンプって何だ?頼みのwikiにはさらりと「胃液の分泌にも働いている」と書いてあるけど、「陽子のポンプを阻害する」と「胃液」がうまく結びつかない。
proton、と英語で入力したら、Google先生が「水素」と大きい字で解説してきた。水素ってhydrogenだろ?と思ったところであっそうか!と気が付いた。水素は原子が一つしかないから、水素イオン=陽子と同じなんだ。そして胃酸は塩酸だから、水素イオンと塩素イオンをくっつけることによって作られていて、水素イオンを供給する「ポンプを阻害する」ことで、胃酸が作られるのを邪魔できるんだ。
良く読むとちゃんとwikiにも水素イオン(プロトン)と書いてある。読み飛ばしていたのだった。
先述のH2ブロッカーは、胃酸を作れ命令の伝達を邪魔するものだったけど、PPIは胃酸の工場そのものを邪魔する。だからより確実に効く、と考えてよいのだと思う。
AJ自身はH2ブロッカーではさっぱり効かない胃痛がPPIでは治った経験があり、爾来PPIには全幅の信頼を寄せているのでした。
注:胃酸を止めても、なんで胃酸が出過ぎになるのかが解決されないと真の解決にはならないので、どの胃薬も長く飲むものではありません。緊急避難的に飲むもの。念のため。
PPIもお薬の名前はわかりやすくて、オメプラゾール、ランソプラゾール、ラベプラゾール、エソメプラゾール、とみんな「プラゾール」が付く。ランソプラゾール以外は用量も似ていて、実に覚えやすい。どの薬もみんなこうだといいのに。(笑)
中国語は・・・「陽子」は「質子」というらしい。「ポンプ」は日本の漢字がないけど、石の下に水って書く文字。それに「抑制剤」。英語をそのまま訳したもの。日本語もカタカナのままだけど。これ漢字で意味が分かってる人なら、PPIって書けば通じるんだろうな。そんな気がする。
**** その他の胃薬
その他の「胃薬」として主要なものには、「防御因子増強薬」に分類される類がある。これは胃酸を抑えるのではなく、胃酸に対抗する仕掛けの方を強くすることで、胃酸がたくさん出ても大丈夫なようにしよう、というコンセプトのお薬。
AJの印象では、H2ブロッカーに次ぐメジャーな処方だと思うんだけどね、なんとあの薬もこの薬も欧米では売ってないようだ・・・(びっくり)。東洋人にしか効かないんだろうか。謎。
2014年9月2日
胃薬(2)
処方箋に登場する「胃薬」の7割は、AJの考えでは(根拠なし)「H2ブロッカー」だと思う。代表的な商品名でいうと「ガスター10」。
これは、出過ぎの胃酸が出にくくするお薬で、方向でいえば制酸剤の仲間。出てしまってる胃酸を単にアルカリで中和する(ためにアルカリに傾きすぎるリスクがある)制酸剤とは異なり、胃酸を出すための伝達物質(のひとつ)を邪魔して出にくくするもの。
H2のHはヒスタミンのこと。ヒスタミンって聞いたことある人多いと思う。
風邪薬や花粉症の薬に含まれていて眠くなる成分=「抗ヒスタミン薬」と同じものってこと?
答え:同じじゃありません。同じじゃないんだけど・・・
鍵は「H2」の「2」の所にあるのだった。ヒスタミンという伝達物質自体は同じなんだけど、それを受け取る(検知する)仕組みが2種類あって、H1受容体とH2受容体と呼ばれている。「抗ヒスタミン薬」はH1受容体の方を邪魔するもので、「H2ブロッカー」はH2受容体の方を邪魔するやつ。
・・・なんで「抗ヒスタミン薬」と「H2ブロッカー」って言う名前にするかな。ぶつぶつ。
英語はwikiを見る限りわかりやすくなっていて、抗ヒスタミン薬の英語版の中に、H1受容体拮抗薬(日本語でいう抗ヒスタミン薬)とH2受容体拮抗薬(H2ブロッカー)の説明が並んでいる。こうあるべきだと思うんだけど。
日本語版抗ヒスタミン薬の説明にも明記されているように、日本語の「抗ヒスタミン薬」は通常、「H2ブロッカー」を含まないんだよ。H1とH2の違いなだけなのに。
ちなみに、H2ブロッカーの英語は、"H2 (Receptor) Blocker"でも通じるけど"H2 (Receptor) Antagonist"が一般的らしい。Googleでもantagonistの方が3倍くらい多くヒットする。確かに「ブロックする」よりは「競合する、敵対する」の方が作用機序として正しい気がする。
日本語でもWikiにあるように「H2受容体拮抗薬」という言い方をしないわけじゃない。でもあまり使われてないと思う。
中国語は「H2受体阻抗剤」。ふむ。この名前を知っていればたぶん「H2受容体拮抗薬」と書け
ば察してもらえる気がする。
H2ブロッカーの一般名(商品名じゃなくて)としては、シメチジン、ニザチジン、ファモチジン、ラニチジン、ラフチジン、ロキサチジン。みんな「チジン」で終わるので覚えやすい。他の薬も全部こうだといいのにな(笑)。
次回の胃薬(3)は、AJが全幅の信頼を寄せるPPI。変な名前と思っていたけどちょっと調べると納得の名前なのだった。
これは、出過ぎの胃酸が出にくくするお薬で、方向でいえば制酸剤の仲間。出てしまってる胃酸を単にアルカリで中和する(ためにアルカリに傾きすぎるリスクがある)制酸剤とは異なり、胃酸を出すための伝達物質(のひとつ)を邪魔して出にくくするもの。
H2のHはヒスタミンのこと。ヒスタミンって聞いたことある人多いと思う。
風邪薬や花粉症の薬に含まれていて眠くなる成分=「抗ヒスタミン薬」と同じものってこと?
答え:同じじゃありません。同じじゃないんだけど・・・
鍵は「H2」の「2」の所にあるのだった。ヒスタミンという伝達物質自体は同じなんだけど、それを受け取る(検知する)仕組みが2種類あって、H1受容体とH2受容体と呼ばれている。「抗ヒスタミン薬」はH1受容体の方を邪魔するもので、「H2ブロッカー」はH2受容体の方を邪魔するやつ。
・・・なんで「抗ヒスタミン薬」と「H2ブロッカー」って言う名前にするかな。ぶつぶつ。
英語はwikiを見る限りわかりやすくなっていて、抗ヒスタミン薬の英語版の中に、H1受容体拮抗薬(日本語でいう抗ヒスタミン薬)とH2受容体拮抗薬(H2ブロッカー)の説明が並んでいる。こうあるべきだと思うんだけど。
日本語版抗ヒスタミン薬の説明にも明記されているように、日本語の「抗ヒスタミン薬」は通常、「H2ブロッカー」を含まないんだよ。H1とH2の違いなだけなのに。
ちなみに、H2ブロッカーの英語は、"H2 (Receptor) Blocker"でも通じるけど"H2 (Receptor) Antagonist"が一般的らしい。Googleでもantagonistの方が3倍くらい多くヒットする。確かに「ブロックする」よりは「競合する、敵対する」の方が作用機序として正しい気がする。
日本語でもWikiにあるように「H2受容体拮抗薬」という言い方をしないわけじゃない。でもあまり使われてないと思う。
中国語は「H2受体阻抗剤」。ふむ。この名前を知っていればたぶん「H2受容体拮抗薬」と書け
ば察してもらえる気がする。
H2ブロッカーの一般名(商品名じゃなくて)としては、シメチジン、ニザチジン、ファモチジン、ラニチジン、ラフチジン、ロキサチジン。みんな「チジン」で終わるので覚えやすい。他の薬も全部こうだといいのにな(笑)。
次回の胃薬(3)は、AJが全幅の信頼を寄せるPPI。変な名前と思っていたけどちょっと調べると納得の名前なのだった。
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