越後屋コースのみ入場可能な武家屋敷フロア。越後屋コースの同伴者がいても、伊勢屋入場者はフロア入口(武家屋敷門前)で出てくるのを待つことになります。(特殊な例外については後述)
武家屋敷フロアもガイドツアーですが、長屋フロアに較べるとぐっと少人数のグループで回ります。
屋敷の中に入ると、まずは女中さん方がずらっと三つ指ついてお出迎え。
廊下をくるくる歩いて障子を開けるとご主人がお茶を点てる準備をしています。お茶の飲み方やらお作法について説明があり、お抹茶(お抹茶苦手な人は甘くて冷たいマッチャドリンクに変更可)とお菓子のお接待。
ではごゆっくり、くつろいで構いませんよと反対側の障子を開けると、向こうに見えるのは緑豊かな日本庭園。庭を眺めながらしばし休憩。つくばいがカコン・・と音を立てるだけでとても静かです。
お茶を飲み終わった頃にご主人がまたやってきて、お侍の仕事がどんなものかビデオを使って説明します。この時になって、向こうに見えた日本庭園がハイビジョン映像だったことがわかります(笑)。かつては戦士だったけど、太平の世が続いて官僚的になったこと、参勤交代というシステムのために江戸詰めしていること。
地元は○○(各地のバリエ)で、こんな風光明媚なところで、お城はこんなで特産品はね・・・計20分ほど。
ご主人の説明が終わると奥様が、せっかくですからご興味があればウチのお台所も覗いてみますか?と誘ってくれる(断っても可)。土間のお台所には竈に羽釜。一汁一菜がお膳の上に並んでいますが食品サンプル。 ここでも、地元は△△が美味しいのですが江戸では手に入りにくくて・・・そうそうさっき召し上がったお菓子は、○○の何とかを使ったもので・・・とひとしきり地元の良さをアピール。最後に「地元」の紹介パンフレットを渡されて解散になります。
シリーズの一番最初に、「将軍や御台所」という越後屋特別オプションがあると書いちゃったけど、「お殿様やお姫様」の間違いでした。将軍が日本橋にいたら丸の内から怒られちゃうよ。
この特別オプションの場合、上記説明の後に一人ずつ駕籠に乗せられ、日本橋通りをぐるっとゆっくり一回りします(降りることは出来ません)。駕籠の前には先払いがいて、「下にー、下にー」と先導します。
日本橋通りでは駕籠が来たら、キャストの皆さんは屈んでやり過ごします(土下座はしませんよ)。ゲストの皆さんは屈めとは言われませんが、自ら屈むと「コエド通だね!」と後でキャストから褒めてもらえます(笑)。本オプションは1日数組限定。頻繁に来るとうざいもんね。
さて、伊勢屋入場なのに武家屋敷に入れる特別オプションとは・・・それは忍者オプション!なのでした。忍者オプションでは、上に書いたお茶とお菓子のお接待とかは受けることは出来ません。しかし、先輩忍者の指導の下に、武家屋敷の天井裏(高さが低いために四つん這いでないと進めない)から、各部屋の様子を見ることが出来ます・・・まぁそれだけなんだけどさー。
忍者なんだから越後屋入場者の眼に触れるようでは駄目で、うっかり見つかるような振る舞いをすると、 武家屋敷キャストが「曲者!出合え!出合え!」と騒ぎ、つつきまわすのでした。
さてこれでコエドランドの全フロアの紹介が終わりました。ロッカーに戻って服を着替えたら、コエドランド出口までは延々とお土産屋が並んでいます。フロア内のお店で購入した物の受け取りを忘れて出ようとすると、出口でピーとなって通せんぼされるので忘れずにピックアップしてね!
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