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2011年12月25日

鏡餅

鏡餅は和菓子じゃないけど。ていうか、鏡餅は鏡餅である間は食べ物ではないな。飾り物だよね。鏡開きしたあとは食べ物になるけど。

AJ家の鏡餅はスーパーで売っている一番小さいヤツ。中に丸餅が入っているのがお気に入り。お餅の量はぐっと少ないのだが、これでないと鏡開きの時に大変なんだもん・・・
最近は完全に飾り物の鏡餅もあるよね。鏡開き出来ないのは邪道な気がするけど、お店とかに飾る場合は開いて食べるのも面倒だし、100%飾り物を毎年出してくる方が気が楽なのかも。
先日デパートでガラス製のを見かけた。あれを鏡開きの日に割ってたら笑うけどな。

さて鏡餅。これも中国から来たんでしょと思いきや。日本独自の風習らしい。wikiによると、室町時代あたりから武家で、と書いてある。ちょっと待て。源氏物語に鏡餅って出てきたような・・・あった。餅鏡って書いてある。wikiで室町あたりからと書いてあるのは、宮中行事ではなくて一般的におうちで飾られるようになったのは、という意図なのかな。源氏物語の話も書いておいてほしいな。ぶつぶつ。

鏡餅というのは、、、えっ!「 餅鏡は食さずに見て安寧を祈るもの」って書いてある・・・!!。鏡開きして食べる方が邪道だったなんて・・・

ジングルベル、ジィーー

クリスマスイブに近所のスーパーに行ったら、ジングルベルの音楽が流れていた。子供が曲に合わせて♪ジングルベール、ジングルベール♪と歌いだしたので、♪鈴が、鳴る~♪と私も心の中で唱和したのだったが、子供の歌詞は♪ジングルベール、ジィーー♪。

その「ジィーー」って何だよ?と首をかしげている私を置いてきぼりに、子供はそのまま♪ジングルベール、ジングルベール、ジングルベル、ジィ!Oh!♪と歌い続ける。

「ジングル」はもともと鈴の擬音語だから、「ジィーー」でもいいのかもだけど、何だか発車ベルみたい。今どきのサンタさんは、そりじゃなくて新幹線にでも乗ってくるんだろうか。

ぼんやり考えている内にサビの部分が終わり曲が冒頭に戻る。するとなんとそのまま「ジングルベル、ジィーー!ジングルベル、ジィーー!」と歌い続けるではないの。つい笑ってしまったら気配を察したのか続きは歌ってくれなかったのだが、その後、どこに行っても私の頭の中は♪ジングルベル、ジィーー♪とリピートし続けているのでした。

クリスマスケーキ

クリスマスにケーキを食べるのは欧米から来た風習なんだけど、ケーキ=デコレーションケーキ、というのは日本独特の風習であるらしい。欧米の「クリスマスのケーキ」は、シュトーレンもパネトーネもジンジャーブレッドも、日持ちする甘いヤツであり、たぶん日本のお節料理の感覚に近いのではないか。豪華なんだけど手が掛からない。暫くそれを食べることで労働しなくていい、ていうか、自分のための労働は休んで、お祈りに全ての時間を捧げるということだと思う。
日本の場合、またすぐおせち料理を作らなくちゃだから、日持ちしても困るのよね。だから逆に全く日持ちしないデコレーションケーキになったのではないか。

いい説だと思ったんだけど、だったらブッシュドノエルでいいな・・・

クリスマスに限らず、ケーキと言われて一番最初に頭に浮かぶのは、苺たっぷりのデコレーションケーキであるのが一般的日本人だと思うな。今でも。
こういうクリスマスケーキを始めたのは不二家であるとwikiに書いてある。しかし始めるのは誰でも/何でもよくて、それが根付いた理由が何かあるはずだ。
こうやって写真を見ると、紅白でおめでたい感じがいいんじゃないかね。ほんとはクリスマスの時期に苺って早すぎるし、チョコレートケーキとかパイの類が美味しい時期だったりするのに。

でも。赤と白(と緑と金色)がクリスマス・カラーなのは別に日本のオリジナルじゃないような・・・欧米でも同じだよね。サンタの服も赤いし。紅白(と常緑の緑と黄金の金色)がおめでたいのは万国共通でそれを食べ物に求めるかどうかの差ってことかな・・・

理由はわからなくてもデコレーションケーキは美味しい。今年買ったのはラズベリーとブルーベリーも乗っていて、甘酸っぱさがとってもおいしかった!

2011年12月18日

カステラ

同じ生地でもアンコが入っているどら焼きや人形焼は和菓子という気がするけど、アンコが入らないカステラの立ち位置は微妙だ。名前が日本語じゃないところも、和菓子と言い切りにくい原因かもしれない。

でも、各国語のwikiを見てみると、カステラは日本のお菓子、と紹介されているので、安心して「今週の和菓子」に載せましょう。しっとり甘いカステラはミルクにぴったり。ショートケーキ程の特別感はなく、でもホットケーキのようなホームメード感はない、そういう意味でも微妙な立ち位置の食べ物。

私が子供の頃、カステラというものは桐の箱に入っていて、だから今でも桐のにおいをかぐと、カステラだ!と思ってしまう。カステラを桐箱に入れたのは長持ちさせるためかね?でも別にカステラじゃなくても果物でもハムでも、何でも高級品は桐箱に入っているから、単に高級感を出すためのものなのかな・・・

写真で見ると、カステラはスポンジケーキと区別が付かない。ま、材料も作り方もほぼ一緒なんだけど、水飴や蜂蜜でベタベタ&甘みを強くしたのがカステラ、ですかね。
或いは、フォークで食べるのがスポンジケーキで、黒文字で食べられるのはカステラ。
一番確実なのは、和菓子屋で売ってるのがカステラで、洋菓子屋で売ってるのはスポンジケーキ。(見分け方になってないって)

2011年12月11日

お買いもの日和なんだけど・・・

あちこちからバーゲンのお誘いは来るが、Buy Japaneseキャンペーン中なので、あんまりお買いものできない。。。自分のものは何とかなるけど、プレゼント品が結構大変。特にクリスマスは広告も基本外国製品になっていることが多く、あーあれもこれも買えないじゃないか!とストレスがたまり気味です(笑)。

毎年、知り合いのうちの子どもに子供服を買ってたんだけど、これが超大変でした・・・子供服って見事に海外製なのね。おもちゃも外国製が多い。本なら無難だけど本だけじゃ寂しいし重いし。
ネットでさんざん調べて、ファミリアなら日本製が多いと判って買いに行く。でもカジュアルなのはやっぱり外国製で、悩んだ挙句にYシャツにネクタイ。こういうフォーマルものはパパママorジジババが買うもので、買いたくなかったんだけどな。

大人ものはここまで大変じゃないけど、でも選択肢が限られるのでいつもより悩みが深く、お買い物に時間が掛かる今日この頃。Buy Japaneseキャンペーンは今年限りで終了しよう、と思っています。今後も日本製品を優先したいとは思うけど。日本製品だけでは楽しいお買いもの生活が送れません。日本メーカーの皆さん、もっと頑張ってください、って自分か・・・

酒饅頭

饅頭(薯蕷饅頭)の話を書いた時に、wikiによると、お饅頭には、薯蕷饅頭と小麦粉を発酵させて作る系統の2種類ある、という話を書いた。酒饅頭は冬の食べ物なので、冬になったら書こうと思っていたのだった。でも冬になって日本橋高島屋の虎屋に行ったら、お饅頭が置いてない・・・他のお店に行くのも面倒だし、どうしようかなと思っていたら、スーパーで酒饅頭を売っているのを見つけた。


しかも大きい!そうそう昔のお饅頭ってこの位大きかったよ!と喜んでいたのだが、食べてみると・・・なんかフカフカしすぎのような。これって中華まんでは?(笑)。
パッケージには「酒饅頭」って書いてあるし、材料にも酒種と書いてあるけど、イーストも含まれている。私の考える酒饅頭はもう少し皮が固めで酒粕のにおいがプンとするものなんだけどな・・・。

いまひとつ納得のいかないまま、中村屋の中華まん(肉まん)と一緒に記念写真。やっぱり中華まんに見えるよ。

2011年12月4日

タコに見えるタコ

約1年前に、凧はタコというよりイカに見える、という話を書いた。なんで凧をタコっていうのかなぁとおもっていたのだったが、

先日、横浜中華街で中華料理を食べたら、タコに見える凧がお皿に描いてあった!

これは確かにタコにしか見えないよー!

お店の名前は萬珍樓。中華街の老舗です。タコに興味のある方は是非。(そんな人いないって)
 

源氏物語とタンタン

今、公開中の映画、源氏物語(千年の謎)とタンタン(の冒険)。

新聞のテレビ欄の下に出ていた映画広告を見て、光源氏はあまり似ている気がしないよ、動いたり喋ったりすると余計に似てないだろうよ、それに引き替えこのタンタンの似ていること!ほんとにタンタンそっくりだよ、と感心したのだったが。

先日家に映画館からチラシが届いた。・・・これって人じゃなくてアニメ(3G)じゃん・・・。それは似ている筈だよ。ていうか、人じゃないにしては全然似てないよ!

かりんとう

AJにとって、おせんべ程しょっちゅう食べるわけじゃないけど、たまに無性に食べたくなるのがかりんとう。基本は駄菓子なんだけど、美味しいお店のは無闇においしいのだよ。

お気に入りの小桜のかりんとう。正確には、姫かりんとうの「ゆめじ」(後ろの細いやつ)がAJのお気に入りなのだが、写真を撮るにはやっぱり黒砂糖を掛けたのが一般的だしね、と両方を買ってきました。
最初は白いボウルに入れたんだけど、どう撮っても肉料理と付け合せ野菜にしか見えない・・・。木製の菓子鉢に入れ替えて、引き気味に撮ってようやく、かりんとうに見える写真になりました(笑)。

かりんとうの由来は・・・wikiにもはっきりしてないと書いてある。油菓子なので唐菓子か南蛮菓子かどっちかでしょうね。日本オリジナルなのかもしれないけど、「かりんとう」という名前は、「金平糖」「有平糖」に似て、南蛮菓子ですよ、という気持ち(事実かどうか別にして、そう思いたい気持ち)が入っている気がする。

かりんとうは、小麦粉にイーストや重曹(要はふくらますためのもの)を混ぜた生地を油で揚げて、それに砂糖をかけたもの。wikiには関西では駄菓子と書いてあるけど、関東でも駄菓子が基本だと思うけどな。関西には駄菓子としてのかりんとうしかないのかな。関西人はおせんべにも興味ないからな・・・。(そういう問題?)