クリスマスにケーキを食べるのは欧米から来た風習なんだけど、ケーキ=デコレーションケーキ、というのは日本独特の風習であるらしい。欧米の「クリスマスのケーキ」は、シュトーレンもパネトーネもジンジャーブレッドも、日持ちする甘いヤツであり、たぶん日本のお節料理の感覚に近いのではないか。豪華なんだけど手が掛からない。暫くそれを食べることで労働しなくていい、ていうか、自分のための労働は休んで、お祈りに全ての時間を捧げるということだと思う。
日本の場合、またすぐおせち料理を作らなくちゃだから、日持ちしても困るのよね。だから逆に全く日持ちしないデコレーションケーキになったのではないか。
いい説だと思ったんだけど、だったらブッシュドノエルでいいな・・・
クリスマスに限らず、ケーキと言われて一番最初に頭に浮かぶのは、苺たっぷりのデコレーションケーキであるのが一般的日本人だと思うな。今でも。
こういうクリスマスケーキを始めたのは不二家であるとwikiに書いてある。しかし始めるのは誰でも/何でもよくて、それが根付いた理由が何かあるはずだ。
こうやって写真を見ると、紅白でおめでたい感じがいいんじゃないかね。ほんとはクリスマスの時期に苺って早すぎるし、チョコレートケーキとかパイの類が美味しい時期だったりするのに。
でも。赤と白(と緑と金色)がクリスマス・カラーなのは別に日本のオリジナルじゃないような・・・欧米でも同じだよね。サンタの服も赤いし。紅白(と常緑の緑と黄金の金色)がおめでたいのは万国共通でそれを食べ物に求めるかどうかの差ってことかな・・・
理由はわからなくてもデコレーションケーキは美味しい。今年買ったのはラズベリーとブルーベリーも乗っていて、甘酸っぱさがとってもおいしかった!
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