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2016年4月10日

ゼリー(食品番号:15087-15090)

食品成分表分類の「デザート菓子類」に属するのは3つのお菓子。プリン(カスタードプディング)はわかるが、2個目はゼリー。
ゼリーって「デザート菓子」なのか?レストランのデザートにゼリーが入っているのなんて見たことがないような・・・そもそも、コーヒーゼリー以外のゼリーを外で食べたことがない気がする。
でもそんなことないな。割烹風のお店とか、旅館とかで梅酒ゼリーが出てくることがある。レストランは思いだせないけど。

さてゼリー。ゼリーというとゼリー型で固めたゼリーが頭に浮かぶんじゃないですかね?
「家庭でできる和洋菓子」にもゼリー型のゼリーがたくさん出てくる。
が、ゼリー型で固めたゼリーって食べたことあるんだっけ・・・?思いだせない。
プリン型はAJ実家にもあるが、ゼリー型はありません。スーパーの家庭用品売り場でも、プリン型は売っているが、ゼリー型は売っていません。もちろん専門店まで行けば売っているけど。
食べたことないかもしれないのに、なんでゼリーというとあの形を思い浮かべるのかな。謎。

食品成分表に収載されていたのは、オレンジ、コーヒー、ミルク、ワインの4種類。これは作り方に近い説明になっていて、たとえばオレンジは、「原材料配合割合:水280、オレンジ果汁150、砂糖(グラニュー糖)60、粉ゼラチン12。」

えっ!果汁しか入ってませんけど。実はないんですか?実の入ってないオレンジゼリーなんて、どこにも売ってないと思うんですけど。ミルクもワインも見つからず。コーヒーゼリーはどこにでもあるけど。

悩んだ挙句に結局ゼラチン粉を買ってきて自作してみました。ワインは買うの面倒なのでブドウジュースで。ついでに、昔懐かしい「箱のゼリー」も買って来て作った。いちご味。箱にゼリー型のゼリーも写っていて完璧だ。
・・・でも私の写真じゃこれがゼリーなのか、コップに入ったジュースなのかわかんないなー(泣)。コーヒーゼリー(手前中央)なんか、お料理番組で出番を待つお醤油みたいだし。これはみんなゼリーなんだよう・・・
(2016/05/05追記)せっかく作ったのにカップに入れたらゼリーに見えない写真になってがっくり。でも写真を撮るだけのためにゼリー型を買うのもちょっと。100円ショップで売っていれば考えるところだが、プリン型はあってもゼリー型はない。諦めかけていたのだが。
一口サイズのゼリーにゼリー型タイプがあるのを見つけた!オレンジ味とブドウ味と野菜ジュース味なので、まぁこれでもいいか、と買ってきてみて、ハタと気がついた。これ食べてから型として使えばいいのでは!
さっそくコーヒーゼリーとミルクゼリーを作ってみました。型から抜くのも楽勝だった。よしよし。私が作った方がゼラチンの割合が多くて硬いために少し小さく見えるけど、これならずっとゼリーぽい写真になったぞ。

「和洋菓子」には、5種類のゼリーが収載されてますが、食品成分表とは一つも重ならない。チョコレートゼリー、クリームゼリー、挽茶のゼリー、フルーツゼリー、スノーゼリー。フルーツゼリーは、果物缶詰で作るお馴染みのゼリーだけど、他は食べたことないちょっと美味しそうなお菓子。ゼリーはお手軽なのでそのうち作ってみたいな、と思っています。

ゼリーの素をゼラチンっていうけど、日本語では悩みがないのだが、英語では、ゼリー=jelly、ゼラチン=gelatin で綴りが違う。gelをジェルって読むから音に引っ張られてgellyになるべきところをjellyになっちゃったんだろうね。
日本語ではjellyはゼリーでゼラチンと統一が取れてるけど、肝心のgelの読みはジェルだったりゲルだったり。なんでゼルじゃないんだろう。ぶつぶつ。

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