鳴子峡に行くなら鳴子温泉に泊まる、と決めていました。紅葉は朝一番で見たいからね。
ガイドブックやwebやら見たけど、温泉しかないところのようだ、と思っていたけど、、当たっていました(笑)。紅葉シーズンは満室だけど他の季節は大丈夫なのかね、と心配になってしまうような、昭和の香りがする温泉街。
鳴子峡は車が必要だけど、鳴子温泉はJR陸羽東線:鳴子温泉駅がすぐ近くまで行く。ただしこのローカル線が本当にローカル線で、数も少ないけど鈍行しかない。休日には「リゾートみのり」なる快速電車が走ってるんだけど、仙台からの日帰り客をイメージしているのか、本数が少なすぎる。お客が少ないから電車もない、電車もないから客が少ない、というスパイラルに陥っているのだと思うが。
特に美味しいものもない。いやホテルのご飯(バイキング)は満足しましたよ。でもお昼を食べようとか少しお茶でも、と言うような場所がいまいち。町の食堂や喫茶店はありますが。
写真は、鳴子名物 栗だんご。栗をお餅でくるんで、更に葛?あんを掛けたもの。見た目通りの味。フツーに美味しいけどね、わざわざ食べに行く味ではないのだよな。お店も街の団子屋さん。
お土産も、こけし以外はこれといってない。名物こけしも、今はわざわざ買い求める人も多くないらしく、地味な土産物の扱い。こけし柄のあれこれも売っていたが、多くは単なる和柄で、別に鳴子特製じゃなかったりする。
もったいないなー、と思うのは、温泉がすごく良かったからなの。
湯量がものすごく豊富で、こういうのを源泉かけ流しっていうんだー、と思った。私が泊まった駅の近くは硫黄泉が主流だけど、少し離れたところには鉄泉もあり、いろんな成分の温泉が揃っているところが鳴子の売りなんだって。
あちこちは行ってないけど、とにかく温泉は良かった。温泉に対して興味のない私がそう思うのだから、温泉好きの方は絶対行ってみるべきと思います。
あと、駅にほど近い場所に「湯めぐりひろば」なる手湯の施設があって、これも良かった。
足湯は気持ちいいけど、手湯はあんまり暖かくならないと思っていたけど、ここの手湯は施設が大きいせいか湯量が十分だからか、手だけでも十分あったまってとても気持ち良かった。足湯に較べて、手湯はすぐ簡単に入れるしさ。
やっぱり温泉はお湯で勝負!!露天風呂の景色とか、ジェットバスとか、各種アメニティとか、ましてや美味しい食事なんて、どうでもいいじゃないか!と思っているからあんななのかなぁ(笑)。
もうちょっと紅葉シーズン以外にも観光客を呼べばどうかと思うんだけど。
鳴子特産の美味しいもの(農産物は苦手そうなので、山菜とか?ジビエとか?)と、楽しいお買いもの(こけしの技法?を活かした木で作る何か)と、紅葉以外のシーズンも楽しめる木とか花とかの景色。昭和の香りの湯治場、というだけではもったいないと思うんだよー。
ま、私が勝手に心配しているだけで、 実際には紅葉シーズン以外もお客さんでいっぱいなのかもしれないけどさ。だったら失礼なこと言ってごめんね。
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