「中華風クッキー」が和干菓子に含まれる食品成分表(笑)。
(2017/05/04 付記:変な分類という声が届いたのか、2015年版では和干菓子類からビスケット類にグループ変更されました!食品番号は変わっていません)
AJ自身は、中華風クッキーというと胡麻クッキーを思い浮かべるのだが、Google先生(画像検索)に聞いてみたら圧倒的にアーモンドのクッキーが出てきた。ふーん、これが中華風クッキーの代表選手なのか。アーモンドって中国ぽいか?でも杏仁豆腐もアーモンド風味だからな。中国ぽいと感じない私の方に問題があるのかもしれない。
デパートで買ってきた横浜華正樓のアーモンドのクッキー(杏仁酥)。食品成分表の定義は「油脂としてラードを用いたものである」。それだけかー!
この定義なら、杏仁酥はもちろん、背後に写っている胡麻クッキー(芝麻酥)でも、その後ろの黄菱酥でも、中華風クッキーと呼んでいいわけだ。でも食品成分表で計算したモノは、原材料が「小麦粉(薄力1等)100、砂糖(上白糖)70、ラード65、鶏卵(全卵)30、膨剤1、食塩0.3」。アーモンドない。プレーンなやつらしい・・
そもそも中華風クッキー=杏仁酥というのは、日本ではそうでも海外ではどうかな?とChinese cookiesで検索してみる。やっぱり杏仁酥が多いのだが、フォーチュン・クッキーが結構混ざっている。なるほどねー、あれってチャイナレストランでしか見ないもんね。
と納得しかけて、ちょっと待て。私はフォーチュン・クッキー知ってるけど、日本では見たことない気がする。AKBの歌は有名だけど、みんな意味わかって聴いているのか?
試しに職場の若者に聞いてみた。フォーチュン・クッキーって知ってる?と聞くと、「知ってる。♪恋する、フォーチュン・クッキー♪」と歌ってくれたが、一般名詞とは思ってなかったそうで。そうだよなぁ。日本では見ないと思う・・
このサイトをお読みの方でもフォーチュン・クッキー知らない人が多いのかな。それはおみくじみたいのが入ったクッキーです。アメリカの庶民的中華レストランで会計する頃に出てくる。詳しくはwikiへどうぞ、と自分でもwikiを読んでみてびっくり。なんとフォーチュン・クッキーの元祖は日本なのだった!!元は在米日本レストランで始めたらしい。そういわれてみると、あれは「中華風クッキー」というより、「小麦粉せんべい」だ。山形名物からから煎餅みたいだ。
元祖はともかく、今のフォーチュン・クッキーは食品成分表上の中華風クッキー(=油脂としてラードを使う)なのかな?ラードを使うとボロボロに崩れるような気がするなー。
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