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2014年8月15日

ようかん(食品番号:15038-15040)

ようかんは3種類採用されていて、どれも既に取り上げたことがある。羊羹はやっぱり和菓子の代表選手な感じするよね。

食品番号:15038は練ようかん。

以前は「羊羹」として取り上げました。 現在の日本語で単に「ようかん」というと練羊羹を指すと思う。一口(0.5口?) サイズのものなら、いろんな味を試すのもみんなで分けるのも簡単。日持ちもするし、お土産として扱いやすい。
とはいえ、甘みは総じて強いし、重いし、実際に羊羹をお土産にするのは、年配の方相手の場合かなぁ。AJ自身はあまり羊羹は買いませんね。もらうことも少ない。
海外向けには自信なし。餡子慣れしているアジア方面はともかく、欧米人には向かないんじゃないかなー。紅茶やコーヒーをお供にするのもキツイ気がするしさ。
追記(2014/11/10):
食品成分表の定義は、「『練りようかん』は、膨潤させた寒天を水と加熱して溶かし、砂糖、こしあんを加えて加熱し、練りながら煮詰め、型あるいは筒に入れて固めたものである。」。よしよし。


一つ飛んで食品番号:15040は蒸しようかん

以前は「栗蒸し羊羹」 として記載。ここにも書いたように、元祖羊羹はこちらなのでした。今や蒸し羊羹は何だか素朴な羊羹て感じで、お使い物にはあまり使われないように思う。これはこれで美味しいんだけどね。
食品成分表の蒸しようかんは、成分組成から察するにどうも栗なし蒸し羊羹であるらしいが、売っているものは蒸し羊羹=栗蒸し羊羹であることが多いように思うな。栗がないものもあるけど、少数派ではないかな。
追記(2014/11/10):
食品成分表の定義は、「『蒸しようかん』は、練りあんに小麦粉及び水を加えて練った生地を、型に入れて蒸し、放冷後、切り分けたものである。使用する原材料により、栗蒸しようかん等種々のものがあるが、本編では、最も基本的なあずき並練りあんを用いたものを対象とした」。予想通り。最も基本的かもしれないけど、一般的ではないと思うぞ。

戻って、食品番号:15039は水ようかん。

これはまんま「水ようかん」として取り上げました。 この時は缶入りの写真(AJの中では一番ポピュラーな容器)を使ったけど、今回はもう少し美味しそうなのを。新川の翠江堂さんの水羊羹。小豆、黒糖、抹茶の三味(確か)。

缶入りじゃない限り日持ちの問題はあるけど、他の羊羹よりは誰にでも受け入れられる率が高い気がする。でも考えてみると、他の羊羹に較べて少量出されることが多いから、食べやすいだけのような気も。何か水羊羹って「たっぷり」食べるものではなく、ちょんびり食べるものなんだよね。いや他の羊羹もちょうどいい厚さに切ればいいだけのことなんだけど。

追記(2014/11/10):
食品成分表の定義は、「『水ようかん』は、膨潤させた寒天を水と加熱して溶かし、砂糖、水あめ、練りあんを加えて練り、型に入れて冷却し、固めたものである。缶入りの製品を対象としたた。なお、缶入りのものは、缶入りでないものに比べて水分含量が少ない傾向にある。」。何だよう、缶入りの方が正しかったのか(泣)。缶入り水羊羹の写真をここにも追加しておきます。

食品成分的にみると、練羊羹>蒸し羊羹>水羊羹の順にカロリーが高い。たぶん水分量に逆比例しているんだと思う。材料はどれも大差ないもの。


さて、「よ」までやっとたどり着いて、和生菓子・和半生菓子類が終了です。次回からは和干菓子類。
和生菓子・和半生菓子は、項目を読んだ時点では「ああ、聞いたことある。あそこで売っているアレよね」と思えたけど(結果的には違ったていうか何だかわかんなくなったものもあるけど)、和干菓子類では既に「これ何?聞いたことない」が一つ、「これってアレでいいのか?違う気がする・・・」と不安なのが5項目。菓子好きのAJにわかんないなんて、マイナー過ぎじゃないかね、食品成分表さんよ。

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