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2020年3月14日

Guardian’s 1000(16)

馴染みのない本が多く、ついつい後回しになっていたComedyカテゴリーをようやく収載。読んでみるとやっぱり、のれないものが多い。そもそもComedyってカテゴリーは英国以外では成立しないよな。日本だったらエッセイ(novelじゃないけど)を入れたくなるところだ。

(151) ブリジット・ジョーンズの日記(ヘレン・フィールディング/角川文庫):
映画にもなった。普通のワタシが何故かイケメンに思いを寄せられる話。結末も予定調和的。つまんないとは言わないが、よくある女性漫画みたいでベスト千にはもっと別の本がないのか、と思う・・・

(152) ボートの三人男(ジェローム/光文社古典新訳):
これは既読(収載済)。「ユーモア小説」の代表格。読んでいて楽しいし、これは好き。新訳も良く出来ています。

(153) フィネガンズ・ウェイク(ジェイムズ・ジョイス/河出書房):
三冊目のジョイスは柳瀬尚紀訳。すごく頑張って訳したことは評価するが・・・これはやっぱり翻訳不可能な読みものなんだろうと思う。たぶん原語で読んでも何言ってるかわかんないんだろう。これがComedyなのかどうか判断もできない。訳者には申し訳ないが、ちょっと読まなくていいと思う。

(154) イーストウィックの魔女たち(ジョン・アップダイク/新潮文庫):
これComedyなの?かなり怖いんですけど。本当に魔女(現代北米に生きる魔女)だという設定になっているが、そこを無視する(誤解や噂だとする)とありそうな話。映画は喜劇扱いだったのかなぁ?後味の良くない逃げ勝ちでAJの好みではない。

(155) 黒いいたずら(イーヴリン・ウォー/白水Uブックス):
これComedyなの?アフリカの小王国の内戦。それに群がる各国の商人軍人他。数の多い英国人内には派閥があって、でもフランスとはやっぱり仲悪かったりして(笑)。戦闘で/病で/処刑により、たくさんの人が死ぬ。喜劇的なところは確かにあるんだけど、全然笑えません。

(156) ご遺体(イーヴリン・ウォー/光文社古典新訳):
もうひとつの既読。ブラックではあるがComedyで納得。好きかと問われるとそうとは言えないけど。

P・G・ウッドハウスは6点がベスト千入り。うち今回は入手しやすかった4点を収載。P・G・ウッドハウスって美智子さまが時間が出来たら読みたいと言っていた作家。美智子さまってこういうの好きなのか。なるほどなぁ。安心して読めるユーモア小説ではある。
(157) サンキュー・ジーヴス(P・G・ウッドハウス/国書刊行会):
優秀な執事のジーヴスが辞職しちゃったー!でも新職場の近所に滞在することになり思い切り助けられている若きお貴族様バーティ―。最後は復職して良かった良かった。1冊読むなら結局これがお薦め。
(158) ウースター家の掟(P・G・ウッドハウス/国書刊行会):
みんなから好かれる、というより利用されまくりのバーティ―、女難の相の巻。
(159) ジーヴスと朝のよろこび(P・G・ウッドハウス/国書刊行会):
親友と大好きないとこが婚約に向けて頼りにするのはバーティ―。でもやっぱり利用されてるだけ。
(160) ブランディングス城は荒れ模様(P・G・ウッドハウス/国書刊行会):
これはジーヴスとは別のシリーズ。

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