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2014年5月11日

葛饅頭(食品番号:15030)/くず桜

私は葛饅頭=「葛桜」だと思っていた。食品成分表にも「別名:くずざくら」と書いてある。「水饅頭」という名前で売っていることもある。

画像検索してみると、「葛桜」だと緑の葉っぱ(桜葉の場合もあるけど、バランも多い)が付いていることが多いね。くずまんじゅうや水まんじゅうだと付いていないことの方が多い。
AJ自身には饅頭=餡子を包んで火を通したもの(蒸すか焼く)、という印象があるので、水が前置詞についても、これって饅頭?と違和感があるんだけど、葉っぱが付いてないのにどこがくず「桜」?と言われると答えに困るな。
これはこれでおいしいものなので、桜餅とも饅頭とも独立した、葛○○という名前を付けてあげればいいのに。つるんと冷たくして食べるんだから、葛氷とか・・・駄目だ。葛切のことをくず氷とも言うらしい。そういえば葛餅も「餅」には見えないもんな。葛饅頭が饅頭に見えなくてもいいのか。
(2017/8/11訂正:葛饅頭は、こう見えても火を通していました。餡子を包んで蒸して作るんだって。練り練りして包んだだけなのかと思ってた・・・)

食品成分表によると、皮2:あん3で餡子率が高い。私の写真のは皮率が高そうだなぁ。すごく水分が多そうに見えるけど、案外そうでもない。関西桜餅(道明寺)といい勝負。水羊羹や粽に負けるのは理解するとして、串団子や今川焼に負けるのはちょっとびっくりだな。餡子率が高いからか。そうかも。

日本橋長門の葛桜
(以下 2017/8/11付記)
正しい「葛桜」を買って来ました。桜の葉っぱ付き。
ただし桜餅とは違って、生の葉っぱです。食べられない(たぶん)
本物の葉っぱが付いている葛桜を探して、日本橋長門まで行ってしまったよ。でもなんか葛の透明度が足りないな、ぶつぶつ。

(以下 2017/8/20付記)
買った時はもう少し透明度があった気がするんだけど、とは思ったんだよね。葛粉は蒸すと透明になるけど、冷やすと白濁してしまうのだそうだ。思いっきり冷蔵庫に入れてしまいました。私が悪うございました。
もう一度撮影に挑戦!

今度は少し透明感が写せましたかね。クマはボケているけど。
桜の葉っぱは桜餅とは異なり、塩漬けではありません。普通の緑の葉っぱ。「和洋菓子」には、5分間ほど塩水につけてから水を切っておく、と書いてある。
生の葉っぱを使うことと、透明度を保つためには冷蔵保存できないことから、本物のくず桜を扱うお店は少ないのかもしれない。スーパーで売っているやつは、白濁しないように葛粉100%ではないもので作っているのだそうです。

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