正解は「練って切ったもの」(まんまじゃないかー)。
頼りのwikiによると、白餡ベースに求肥やイモを加えて少し硬くして練り上げ、粘土みたいに形を作りやすくしたもの。これに色を付けて、切ったり型に押し付けたりして、お菓子を作るわけだよ。
塩瀬で買った牡丹の練切。和菓子は季節をちょっと先取りするのがお約束なので、桜の季節には牡丹か藤よねー、と思って。
いろんな色や形をしていても実は殆ど白あん、というわけで、食品成分表的にみると、金鍔や鹿の子に近いね。見た目はうんとお洒落で高級だけどさ。
お洒落で高級だから、練切=上生菓子ということになるのかもね。「素朴な練切」というものは存在しない気がする。
(以下、2017/7/5付記)
2015年版食品成分表の定義は、「練りあん(普通は白あん)につなぎとしてぎゅうひ又はみじん粉を加えて練った練切餡(ねりきりあん)を、木型に押しつけて模様をつけたものである」。
木型に押し付けてと言われてしまうと、一般家庭はもちろん、町の和菓子屋でもそう色々は作れないものということになってしまうが、実際には「素朴な練切」も作れるぞ。
じゃーん!型なしで、「練って切った」だけの素朴な練り切り。
左は椿で右は桜の花びら。
素朴すぎ?だってAJが体験教室で作ったんだもーん。見た目はいまいちでも味は先生のと同じだよー。(白あんは自分で作ったわけじゃないからね)
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