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2012年2月19日

鶯餅

鶯は春告鳥と言われるからか、鶯餅も早春の和菓子。2月になったら取り上げようと思ってたのに、2月はパタパタして2回もお休みしてしまった。3月になったらなくなっちゃうよ、と慌てて昨日デパートに行ってみたら、なんとすっかり桜餅だらけ。やられたあぁぁぁ。ダメ元で職場の近所の大坂屋を覗いてみたらあった。良かった・・・

なんかだいぶ黄色く写ってしまったが、実物はもう少し緑っぽいです。青大豆のきな粉がまぶしてある。「丸く包んだものを楕円形にし、左右に引っ張りうぐいすの形にした和菓子」とwikiに書いてあるけど、鶯には・・・見えないような。

そもそも鶯って、鶯餅ほど緑ではないんだよね。wikiにも書いてあるけど「梅に鶯」として描かれているのは緑色の鳥は、鶯じゃなくてメジロなのですよ。鶯は梅の木には来ないんだって。
春を呼ぶもののイメージとして、「梅と鶯」だったのが、いつの間にか「梅に鶯」になってしまったんだろうなぁ。

鶯餅も元祖は普通の黄色いきな粉だったのに、青大豆きな粉が主流になってしまったのは、たぶん鶯=メジロ色という思い込みからではないだろうか。 もっとも、鶯はきな粉色ってわけでもないけど、と思ったんだけど。
wikiを読んでみると、中国で鶯というと別の鳥を指すのだそうだ。「高麗鶯」ていう鳴き声がキレイな、でも全然別の鳥なんだって。どれどれどんな鳥?とリンクをたどってみると・・・うわ!鮮やかな黄色!もしかして元祖鶯餅の鶯ってこっち?
 

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